太刀魚の釣り方・ルアー仕掛け編
ルアーフィッシングでもお手軽に楽しめる・釣れる太刀魚 釣り!
田舎の綺麗な海だけじゃなく、都会の内湾でも時合いに巡り会えれば『 1時間で10匹以上 』釣れる時もあります♪♪
数を釣る・釣りたいなら、ウキを付けて待つ『 餌釣り 』の方が有利ですが、楽しさや、お手軽さ(釣りエサを触らないで良いので手も汚れない♪♪)では、ルアーフィッシングも負けていませんよね^^
そんなルアー釣りで、太刀魚を釣りをする時の釣り方や、コツを記載しました。
ワインドと、メタルジグのメリット・デメリットを比較し、どういう時にはワインドの方が良いのか、メタルジグの方が良いのかを解説!
目次(タップで当該本文へ自動移動できます)
慣れてくれば、サスペンドタイプのルアー釣りをしながら、ウキ・餌釣りもする両刀も可能ですw
サスペンド = 一定の水深以上に沈まないルアーのこと。
フローティング = 浮いてくるルアー。
シンキング = 沈むルアー。
太刀魚が釣れる時間・時期
タチウオが堤防から釣れる時期は、9月~11月です。
タチウオが釣れる時間は、日没前・薄暗くなってから 夜明け前までです。
個人的には、釣れる日(タチウオが湾に入ってきた時)は、17時半~20時半が一番釣れる時間帯だと体感しています。
なぜ暗くなってから釣れる?理由
タチウオは、明るい時間帯は沖の深い場所に潜んでいます。
薄暗くなってくると、餌を求めて岸壁付近にやってくる習性があります。
(港の常夜灯にプランクトンが集まり、それを食べる小魚(アジなど)も集まり、その小魚をエサとして求めにくるわけです。)
暗くなってからは、表層~中層にいることが多いのでタナ(狙う水深)は1ヒロ~2ヒロが目安です。
1ヒロ=両手を左右に大きく開いた時の長さ・約150cm
太刀魚が釣れる場所・釣り場
基本的には、内湾でも沖向きテトラでも釣れます。
大きいめの釣具屋チェーン店に行き、商品を購入後、店員さんに太刀魚つれてる場所どこですか?と聞く方が確実です。
ネットの情報より、リアルタイム性があるのでw
2つ~3つほどポイントをきいておき、人の少なさ、足場の良さ、周囲の人が釣れているかどうかをチェックしながら、釣り場を決めるのがおすすめです
ウロコのない太刀魚は、素早く機敏な動きをすることが苦手なため、数釣りをするなら内湾の方が適している体感です。
テトラ帯だと、夜は特に危ないですし、釣り上げた後の処理も手間ですよね。
ただ、大きいサイズ狙い・できるだけ水質の綺麗・潮の流れのいい場所で釣りたい時は、できるだけ足場のいい沖向きテトラ帯にも行きます。
物を落としたり、自分が落ちてしまわないように、くれぐれもお気をつけ下さい。
ルアーで釣れない人におすすめ! 一番釣れるルアー
餌釣りは、つまらないし、気持ち悪い…という人にもおすすめ;;
ルアー仕掛け・必ずワイヤーを使う
『 フィッシュイーター・海のギャング 』とも呼ばれるタチウオ。
数々の種類の小魚を食べる、強力な鋭い歯は、通常のライン(釣り糸)を意図も簡単に切ってしまいます。
通常の釣り糸でも、運良く糸を切られることなく、釣り上げることも可能ですが、釣り上げてから、タチウオから針・ルアーを外す際に糸が切れることもあります。
せっかくヒットした太刀魚を逃がしたり、数釣りを楽しめる爆釣の時合いの時に、仕掛けを付け直すといった手間・無駄な時間を発生させないためにも、必ずルアー仕掛けにもワイヤーを付けることを、おすすめします。
太刀魚・ルアー仕掛け用ワイヤー
(左)がまかつ(右)オーナー
画像タップで、詳細情報を見れます。
釣れない人はケミホタルなし?効果を検証
タチウオは明かり・光に興味を持つ魚です。
数が釣れない人は、必ずケミホタルを付けるようにしてみて下さい。
ケミホタルなし、ありで何度も試しましたが、圧倒的にケミホタルを付けている時の方が、数が多く釣れる日が多いです。
ケミホタルを付ける位置
ルアーや餌の10cm~20cm上の部分に付けると、よく釣れる体感です。
ケミホタルの明かりで、ルアーが照らされる距離で付けないと効果が薄い気がしています。
ケミホタルの付け方
ケミホタルを購入すると、ケミホタルと、ナイロンチューブと、プラスチックが入っています。
ナイロンチューブでも、プラスチックでも、どちらでも付けれます。
(釣り人の好みです。片方しか入っていない商品も、たまにあります。)
個人的にはチューブ派で、チューブを2つ~3つに切り分け、ライン(またはワイヤー部分)に通し、ケミホタルを装着します。
ケミホタルのサイズ
25はダメです。暗いです。
最低でも50~75を付けるようにしましょう。
ケミホタルの色々なサイズを見てみる
巻くだけで釣れるルアーなんてあるわけないと思ってた私です
タダ巻きでハマチ・シーバス・サバが釣れるという事実(゚ロ゚*)
ルアーアクション・釣れる動かし方
リフト&フォールや、ストップ&ゴーなど、数々の釣り雑誌の動かし方を試してきましたが、やっとの思いでルアーで釣れるようになった動かし方(ルアーアクション)を紹介しますw
使うルアーは、よく飛ぶ・メタルジグです。
しかし、重いルアー故に、底まで沈む速度も早く(形状にもよりますが)、何度も沈めていると海底のゴミや根掛かりし、ロストしていまいやすいです。
そして、タチウオは表層~中層にいることが多いので(夕方~朝方)、最初は表層から狙います。
基本的にタダ巻きはしません。
全く釣れない時は、スローリトリーブ(ゆっくり巻くこと)も試しますが。
一定のリズムでシャクる動かし方がおすすめです(疲れますがw
シャクる強さと、回数、スピード・リズムに変化を付けて、魚を探っていきます。
- チョン、チョン、チョンチョン 【リール1回転 巻く】チョン、チョン、チョンチョン…
- ギュン ギュン ギュン! 【リール1回転 巻く】 ギュン ギュン ギュン!…
- ギュン! 【リール1回転 巻く】ギュン! 【リール1回転 巻く】…
(チョンは、軽くシャクる、ギュンは、強くシャクるイメージ音です)
こういったイメージです。
分かりやすい釣り動画があります。
私も、これらの動画のルアーアクションを真似るようにしてから、タチウオが釣れるようになりました(´ω`*)
色はグロー系、特に『 グローゼブラ 』が、よく釣れます。
1秒間に1回 or 2回シャクリ上げ、ペースも変えながら、さぐっていきます。
色んな方向(大体5方向)に投げて、表層を探ったら、次は狙うタナ(深さ)を少し変えます。
使用ルアーの重さにもよりますが、ルアーを投げて着水後5~20秒ほど待ちます。
事前に、足元で着水させて、ルアーの沈む距離と秒数を大体でいいのでテストしておきます。
タナ(深さ)の1ヒロ(大体、両手を左右に広げた長さ1.5mほど)ごとに、探っていきます。
着水後5秒まって、先程のルアーアクションを3~5方向に試したら、次は10秒を試すというイメージです。
巻き始めた後に、再び底まで沈める(フォールさせる)狙い方もありますが、ルアーをロストしやすい(失いやすい)ので、私はあまりおすすめしません。
表層+1ヒロ~2ヒロを探るだけで、都会の綺麗じゃない水質で、ルアーで釣れるようになってからは、底まで沈める機会は減りましたw
底を狙って幾度とルアーをロストしているので…(泣)
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ルアーの仕掛けはワインドよりジギングがおすすめ
私が初めてルアーでタチウオを釣った時は、ワインド仕掛けでした。
まだ、『 付けるのが面倒くさいアシストフック 』などが最初から付いているセット販売されていることも非常に少ない時期でした。
しかし、メタルジグでもタチウオの数釣りを楽しめると知ってから、青物も狙えるメタルジグ派になったのですが、、、
タチウオを狙っているのに、ハマチやシーバスが釣れることもあり、色々な引きを体感できる楽しさにハマってしまいました。
それからは、遠投してから、じっくりと長い間ルアーアクションを楽しめる、メタルジグ派になりましたw
メタルジグでタチウオが、全然釣れない時はワインドを付けて投げたりもしますが、案の定ワインドでも釣れませんし、飛距離が短くなってしまうので、あまり好きじゃありません。。。
(タチウオは足元付近でも釣れるほど、岸壁にまで寄ってくることも多いですがw)
よく太刀魚が釣れるルアーはこちら・色はグロー系、特にグローゼブラが、よく釣れます。
巻くだけで釣れるルアーなんてあるわけないと思ってた私です
タダ巻きでハマチ・シーバス・サバが釣れるという事実(゚ロ゚*)
ウキ釣り・餌釣りの人と差別化できる一つのポイントとして、遠投できるという部分がメタルジグの強みの一つです
(遠投で、大きなサイズ狙いのつもりで、結果が伴う日もありますw)
また、ワインドの場合、釣り竿をシャクる(素早く上にあげるアクションをする)際に、左右への振れアクションが大きすぎます。
小刻みに小さくしようとすると、素早くなりすぎてしまい、タチウオの食いが悪くなっているのでは……?と体感しています。
何付けても釣れない時の最終兵器
メタルジグでも、ワインドでも、エサ釣りでも釣れないという人におすすめなのが、ジギングサビキ(ジグサビキ・画像は下記)です。
ルアー釣りで、太刀魚の引きをどうしても体感してみたい……!という人におすすめです。
ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ
ハヤブサ・キャスティングサビキ
めちゃくちゃ釣れます。
もちろん、上の見出しで紹介した、ワイヤー部じゃない所にタチウオが食いつくと、糸を切られる可能性もあります。
経験上、大物(準ドラゴン級)じゃない場合は、釣り上げてから針を外す際に、切られる時の方が多いです。
もちろん、メタルジグに食いついてくる時もありますので、そこにはワイヤーラインを使っておきましょう。
仕掛けの順番は、ジギングサビキ → ワイヤー → メタルジグという順です。
私は改造・自作して、ワイヤーにワイヤーをつないで、サルカン部分にまたワイヤーを付け、その先に自作ヒラヒラ付き針を付け、自作ワイヤージグサビキを付けたりもしています……w
普通に釣れるので嬉しいですが、ロストした時の損失が大きいので、底は絶対に狙えません……苦笑
ルアーで釣れない人におすすめ! 一番釣れるルアー
餌釣りは、つまらないし、気持ち悪い…という人にもおすすめ;;
あとは、ワイヤー2本上下に付けて、上にも下にも小型・中型のメタルジグを付けるというルアー仕掛けをしたりもしてます。
メタルジグで釣れない時
タチウオの時合い中に、周囲の人が釣れているのに、自分だけが釣れない……
メタルジグを投げていても、ハマチもシーバスも、あたりもない時は、素直にワインドや、餌釣りに変えましょう。
(個人的に、本気で数釣りをするなら・1番太刀魚が釣れるのはドジョウの生き餌です。釣具屋に売っています。)
美味しい食べ方・タチウオ料理
ウロコがないので、包丁でさばくのも簡単でラクで嬉しい太刀魚……!
塩焼き・お造りの特徴・美味しさを解説します♪♪
バター焼き(ムニエル風)・天ぷら・唐揚げも最高です(*≧∇≦)/
太刀魚の塩焼き
タチウオ独特の、超ふっくらしている身を最大限に活かすなら、塩焼き!!!
ここまで、ふっくらしている魚って、他にシーバスの塩焼きぐらいですw
タチウオのお造り
釣りたて・新鮮だからこそ味わえる、お造り♪♪
スーパーでは滅多にお目に書かせませんよねw(生食用を)
塩焼きが一番好きですが、釣り人・漁師の特権でもある、お刺身で頂くのも乙なものです^^
他の美味しい魚の刺身に比べ、大阪湾のタチウオのお造りの味は大したことありませんでした……><
綺麗な水質のタチウオは美味しいと、複数の知人から聞きましたw
ドラゴン級タチウオのサイズは指…
タチウオのサイズを測る一つの指標として、人の指何本分の幅があるかで見られています。
(長さの場合は、タチウオは共食いの習性もあるので、尻尾が切れている場合も多く、お尻の*よりも前の部分の長さで測ります)
指4本分の幅のあるタチウオは、まるで龍のように立派なため『 ドラゴン 』と呼ばれ釣り人たちの一つの目標とされています。
(人差し指~小指までの幅があるタチウオがドラゴン級ですw)
堤防からドラゴンサイズが釣れることは珍しく、過去の経験上、3年に1回あるかないかぐらいです。
(船釣りであれば、ドラゴン級タチウオも釣れやすいですw)
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ルアーで釣れない人におすすめ! 一番釣れるルアー
餌釣りは、つまらないし、気持ち悪い…という人にもおすすめ;;
巻くだけで釣れるルアーなんてあるわけないと思ってた私です
タダ巻きでハマチ・シーバス・サバが釣れるという事実(゚ロ゚*)
【太刀魚・ルアー仕掛け】ワインドよりジギング!おすすめ 釣り方
ケミホタルは明らかに釣果に影響してますね。
鋭い歯のタチウオ以外もそうですが、必ず魚バサミを使って、釣鉤を外しましょう。
明るい時間帯(夕方)からルアーで釣れる太刀魚最高……!