いま話題の、スマートスピーカー
「できることの違い」、「音質」、「今後あらたに出来るようになること」などを比較しながら、解説しております。
日本でも一気に、本格的な販売が 始まってきたスマートスピーカー!
アメリカAmazonで先週おこなわれていた、本家サイバーマンデーでは、Amazon Echo Dotが一番売れた商品だったと発表があったほどの人気ぶり
ちなみに、12月7日~おこなわれる、日本のAmazonサイバーマンデー2018おすすめ目玉商品にもなっています♪♪
この記事では、Amazonのスマートスピーカー、Echo、Dot、Plus、Showについて
そして、Google、Apple、LINEの、AI搭載スマートスピーカーについても解説しています。
それぞれの、詳しい特徴を下記に記しておりますが、非常に長いので、先に結論を分かりやすく書いておきます。
Amazonの、Dot、Echo、Plisに関してもそうですが、基本的に値段の差は、スピーカーの性能の差です。
使用されているスピーカー(ツイーターやウーファーなど)の個数によって変わることが大きい
ただし、Amazon Echo Showに関しては、7インチのタッチパネルも搭載されており、スピーカーの性能だけの価格ではありません(日本では未発売)
何ができる? できること
各社とも、巨額の開発投資を投入しているが、一番最初のシェア拡大が最重要と考え、価格は利益関係なしに、極限まで抑えて販売する戦略!
どのスマートスピーカーも、声のみの操作で、天気やニュース・音楽をきいたり、ボリューム調整、次の曲を流したりなど、できることはほぼ同じです。
それぞれの特徴的な強みや、違いを挙げるとするなら下記の通りです。
Google Home:搭載AIが、Googleの検索サーバーと繋がっているため「◯◯はどうして? ◯◯の理由は何?」といった質問の返答に強み。
Youtubeはもちろん、SpotifyやNetflixなど、数百にも及ぶエンタメ関連との連携を重視されている
Google Home
直径: 96.4 mm 高さ: 142.8 mm 電源ケーブル: 1.8 m
Google Home mini
幅 x 高さ x 奥行き 98 x 42 x 98 mm
New!! 2019年 12月・第2月曜日 開催!
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Amazon Echo:Amazon自社の販売力の強さを活かし、プライム会員に低価格(プライム会員は2000円~4000円引き)で販売し、シェア拡大に大躍進中。
現在もっとも人気のAIスピーカーであり、ユーザーによるスキルの開発も多く行われ、現在進行系で、ますます出来ることが増えていっている
Clova WAVE:ラインでおなじのグリーンのカラーが特徴的(下の画像参照)なスマートスピーカー。 音声で、LINE上のメッセージのやり取りができたり、LINE Musicとの連携が特徴。
Home Pod:2017年12月に、発売が延期との発表があり、来年の年初になるAppleのスマートスピーカー。
音質にも非常にこだわっており、やわらかい音~パワフルな音まで、素晴らしい出来具合(デモムービー掲載ページ)
ただし、価格は他のAIスピーカーに比べて高いめ
外部出力の有無は、Amazon Echoは、3種(Echo,Dot,Plus)ともに可能です
Amazon.co.jp ヘルプ: Echo端末を外部スピーカーに接続する(オーディオ出力)
Google Homeに関しては、Chromecastに対応しているワイヤレススピーカーでの外部出力は可能で、外部出力の端子は付いていない模様(確認中)
LINEのClova WAVEは外部出力なし(確認中)
Amazon Echoは外部出力端子を搭載することにより、Amazon music unlimitedを広める作戦でしょうね。
「他社との差別化・使用者にメリットを」素晴らしい戦略
また、GoogleとAmazonは熾烈な戦いを繰り広げており、2017年12月6日には、GoogleがAmazon製品から、Youtubeを引き上げるとのニュースが大々的に報じられました
【12月15日追記:AmazonでChrome castと、Apple TVの販売が再開されました!(約2年ぶり)】
ことの発端は、Googleの製品をAmazonで販売することをAmazonが拒否したり、Amazonプライムビデオなどの提供もしないという姿勢をしめし続けていることから、交渉が上手くいっていない模様
これらの問題について、引き続き解決に向けて歩んでいくそうですが、お互い牽制し合ってもいるので、不安もあります……
もし、このままAmazonの製品であるスマートスピーカーや、Fire Stick TVから、Youtubeを引き上げ続けるとなると、Google Homeの強みに、Youtubeとの連携などが加わりそうですね
GoogleはThe Vergeに対し、「われわれは、双方の製品およびサービスを消費者に提供できるようAmazonと合意したいと努力してきたが、AmazonはChromecastや「Google Home」などのGoogle製品を扱ってくれず、「Google Cast」に「Amazonプライムビデオ」を提供してくれない。
先月にはNest製品の扱いも停止した。こうした相互利益の欠如のため、Echo ShowおよびFire TVでのYouTubeの提供を停止する。この問題を解決できるよう早急に合意に達したい」と語った。
Google、「YouTube」を「Amazon Fire TV」から... 【 ITmedia NEWS 】
カラーバリエーションでは、Amazon Echoが優勢
人の音声の識別数や、識別能力などは、AmazonもGoogleも、ほぼ互角
やはり、一番人気のAmazon Echo Dotに購入意欲を、そそられますがGoogleも負けじと反撃
なんと、半額でGoogle Homeと、Miniを購入できるキャンペーンをGoogleが始めましたww
12月3日(日)〜12月10日(日)の期間限定で半額セール
ビックカメラや、ソフマップなどの店頭や、ECサイトで、半額で買うことができます
グーグルの公式サイトの販売ページでは、半額の表示になっていませんでした
Amazonや、楽天にはクレジットカードの登録をしているけれど、他サイトでまた登録するのが面倒くさい……という方は、ぜひこの週末に、ビッグカメラやソフマップに足を運んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに、Amazonに関しては、、、
Amazonプライム会員であれば、Amazon Echo Dotは2000円引き、Amazon Echoは4000円引きで購入することが可能です
今なら30日無料キャンペーン中 - Amazonプライム会員
学生の方は6ヶ月無料体験ができるので、キャンペーン中に体験なさってみてはいかがでしょうか?
Amazon Echoに関して、 現在は、招待された方のみ購入が可能となっています。
普段通り、Amazonの商品をカートに入れる画面にいけば、「招待メールをリクエスト」というボタンがあるので、それをタップ・クリックしましょう
すると、早くて24時間以内に、アマゾンアカウントに登録している、メールアドレス宛に招待メールが届き、購入することが可能となります
Amazonは、Amazon Echoなどのスマートスピーカーに搭載されているAI(アレクサ・Alexa)のスキルの作り方なども、掲載している
Alexaスキル開発トレーニングシリーズ 第1回 初めてのスキル開発 : Alexa Blogs
今後、病院のナースコールが、スマートスピーカーに置き換わるのでは!?と言われているほどのものですから、AIスピーカー関連のプログラミングを勉強しておくのも、チャンスかもしれませんね
下記で、それぞれ詳細に紹介しているスマートスピーカーについて、簡単に点数をつけてみました(最大5点)
色のバリエーション(部屋のインテリアとしてのマッチング度)
- 5点 Amazon Echo - Amazon
- 4点 Google Home - Google
- 3点 Home Pod - Apple
- 3点 Clova WAVE - LINE
音楽を楽しむ(音質重視)
- 3点 Amazon Echo - Amazon
- 3点 Google Home - Google
- 5点 Home Pod - Apple
- 3点 Clova WAVE - LINE
いろいろなこと(拡張性)
- 5点 Amazon Echo - Amazon
- 4点 Google Home - Google
- ---点 Home Pod - Apple
- 2点 Clova WAVE - LINE
現在のシェア(人気度)
- 5点 Amazon Echo - Amazon
- 3点 Google Home - Google
- ---点 Home Pod - Apple
- 2点 Clova WAVE - LINE
価格と、音質はだいたい比例しています(搭載されているスピーカーユニットの数や質による)
連続会話機能(日常の雑談的なおしゃべり)に関しては、Clova WAVEが秀でています。LINEのメッセージ、LINE Music重視の人にはClovaがおすすめ
オンライン小売大手のAmazonは米国時間12月26日、このホリデーシーズンに世界中で「数千万台ものAlexa対応デバイス」を販売し、Alexaの売上高は過去最高を記録したことを明らかにした。アイスホッケーのパックのような形をしたスマートスピーカ「Echo Dot」が、このホリデーシーズンに最も売れたAmazon製品で、「Amazon全体のすべてのカテゴリにおけるすべてのメーカーの製品の中で、最も売れた製品」だったと同社は述べた。
2017年12月27日のAmazonのAIスピーカーに関するニュースです
Alexa=Amazon Echoなどのアマゾンのスマートスピーカーに搭載されているAIのことです
Amazonのスマートスピーカーの進出っぷりが凄いですね……!
GoogleとApple、LINEがどのように対抗していくのか見所です
「数千万人のユーザーと2万以上のスキルを持つアレクサが提案する価値は、その認知度と所有率が上がるにつれ、次第に高まっている」
2万以上のスキルは本当に魅力的。
次は、各スマートスピーカーで、できることを詳細に記載します
Amazon Echo
人間の声を感知してくれるので、声でリモート操作することが出来る
「アレクサ、◯◯教えて」と言うと、ニュースや天気を教えてくれる
「明るい曲をかけて」や、「サザンの曲をかけて」など、抽象的な言葉にも対応してくれる
人の声を認知し、言葉の意味を理解し、的確な答えをくれる(今日の天気や、ニュース、スケジュールの確認、音楽の再生など)
車のエンジンをかけたり、部屋のエアコンの電源を入れたり切ったり、照明のON/OFF、鍵をしたり、スマート家電や、スマートハウスの操作を声で出来る(PhillipsやQrioなどに対応)
1台のスマートスピーカーで、複数人の声を聞き分けることができる
声で、メモを記録したり、アラームの設定ができる
部屋全体に広がる、360°スピーカーで、今まで味わったことのない音質を体感できる。さわやかな音質~重低音までしっかりと表現
Amazon Echo Dotにもビームフォーミング機能が搭載されており、雑音の中でも使用者の声をはっきりと認識・判別
スピーカー重視の人はDotよりも、Echoがおすすめ
Google Home
Google Homeの強みは、Youtubeや、Chrome castなどのグーグル製品との連携
Google Play MusicやSpotifyにも対応している
聞かれた質問に答えるのが得意(Google検索のサーバーとつながっている故に、他のAIスピーカーよりも優秀)
音質重視のAIスピーカーという売り出しではなく、エンタメ重視のAIスピーカーとして売り出されたGoogle Home
Netflixや、auの「うたパス・ビデオパス」、ラジコなども、対応していくとの発表
アレクサに新しいニュースをおしえてと伝えると、HNKのニュースがラジオで流れる
他にも、Ameba、楽天レシピ、Yahoo!Map、ホットペッパーグルメなどのサービスが対応を表明
ありとあらゆるシーンで、わたしたちの生活をサポートしてくれるAI搭載スマートスピーカーです
声で操作ができるということは、ハンズフリーで操作できるということ
家事や育児・料理中などに両手がふさがっていても、操作することが出来るというメリット
音楽や、調べ物だけでなく、スケジュール管理や、スマートホームの操作もできる
Google Homeにする質問例と、返答例
OK Google, ポルトガル語で「元気ですか?」は何と言う?
「Como você está」
OK Google, 一番近い薬局は?
「2 km 内に 10 件ありました」
OK Google, ニューヨークの時間は?
「ニューヨーク時刻は水曜日 12:42」
OK Google, Spotify で Discover Weekly プレイリストを再生して
Spotify で Discover Weekly を再生します
搭載されているスピーカーは、ハイエクスカーションスピーカー
日常の様々な場面で役立つスマートスピーカー
家族の声を聞き分けることができるので、その人のスケジュールや、その人に適したニュースを教えてくれます(すごすぎ)
質問例
OK Google, 明日の最初の予定は?
OK Google, 牛の鳴き声は?
OK Google, 小麦粉を買い物リストに追加
質問例と、その返答
質問:OK Google, Netflix でフラーハウスを再生して
返答:Netflix のフラーハウスですね。テレビで再生します。
Google Homeが対応しているエンターテイメント例
Spotify
Google Play Music
Philips Hue
YouTube
Netflix
Photos
Google Calendar
Asahi Newspaper
Spotify
Google Play Music
Philips Hue
YouTube
Netflix
Photos
Google Calendar
Asahi Newspaper
TBS Radio
Sports Nippon
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Voicy
J-Wave
Chromecast
Chromecast Audio
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多すぎて凄いww
Home Pod(Apple)
Home Podは、Appleによるスマートスピーカー
2017年12月に新発売される予定でしたが、まさかの発売延期……
2018年の初めあたりに発売との報道
Home Podの特徴としては、スピーカーが7個も搭載されているため、物凄い迫力のあるパワフルな音質を再現しています(Appleも音楽を前面に出し、売り出すとしている)
おそらく、スマートスピーカーの中で一番 素敵で魅力的な音質を再現しているであろう製品です(AppleのWWDCでの発表内容や、デモ体験をした記者の意見、動画によるプロモーション映像から判断して)
こちらのアップル公式サイトにある、一番上の動画が分かりやすいです
360度、すべての方向に広がる、壮大な音楽を一番楽しめるAIスピーカーとなりそうです
Home Podの他の強みといえば、iPhoneでもおなじみの、Siriや、iTunes musicです
GoogleのGoogle Homeでも、少し面倒くさい設定をすればiTunesの音楽を再生できるように対応できますが、やはり本家アップルのスマートスピーカーで流したいものです
LINEのClova WAVEは、音声でライン上のメッセージのやりとりをできるので、アップルには「 iMessage 」でメッセージのやりとりを出来るようにしてもらいたいものですね
予定されている販売価格は、349ドルと、他のAI搭載スマートスピーカーに比べて、高い目の値段
各社とも、人の声を正確に読み取る技術と、音質については、そこまで大きな差をつくることは難しいです
いかにして、ファンを増やし、客を取り込み、シェアを増やしていくか、とても楽しみです(わたしたちの心を一気に持っていくような魅力的な付加価値を、きっと生み出してくれると期待しています)
Clova WAVE(LINE)
Clova WAVEは、LINEによるスマートスピーカー
大きな販売力を持つAmazonが、自社製品のスマートスピーカーを優先的に売るために、LINE社のスマートスピーカーをAmazonでは販売しないということで、大きな話題を呼びました
自社と競合する商品は、販売禁止という選択が、日本人の国民性と相反し、シェア拡大の足かせとなっているとニュースになりました
個人的には、現代の「資本主義社会の道理」かと思いますが……
価格は、期間限定価格で12,800円(2017年12月5日 現在)
2018年1月31日までの限定価格
今なら4000万曲以上の音楽を12ヶ月間、聴き放題がセットで付いてきます
Clova WAVE できること
LINE MUSICを声で操作し、流すことができる
他のスマートスピーカーと同じように、声で操作できる
音楽の再生や、家電の操作はもちろん、LINEでのメッセージ送信が出来ることに強み
また、雑談機能も、他のスマートスピーカーに比べて優秀(しゃべってて一番楽しく感じる・雑談中のボキャブラリーの豊富さが要因かな
LINE MUSICの4000万曲以上の楽曲が12ヶ月聴き放題キャンペーン実施中
「リラックスできる曲を再生して」
のように、抽象的な頼み事にも対応
忙しい時に声でラインを送れたり、テレビのリモコンをいちいち手に取り操作する時間を短縮できる、時短アイテムでもあります
スピーカー・マイクとしての機能は、4つのマイクが搭載されており、ノイズキャンセリングシステムにより色んな方向の声を認識できる
ウーファーの出力は20Wで、ツイーター(高音用の装置)は2つ搭載
もちろんBluetoothも組み込まれているので、Bluetoothスピーカーとしても利用できます
基本的に、スマートスピーカーを利用する上では、インターネット接続が必要です
12ヶ月聴き放題キャンペーンの注意点としては、13ヶ月目(更新月)に、次の12ヶ月分の利用料(9.800円)の支払いが発生するので、キャンペーンに申し込む方は気をつけて下さい
バッテリー容量は5000mAh / 3.8Vで、リチウム電池が搭載されています
スマートスピーカーを購入後、いらないという方もいらっしゃいます。
逆に、買ってよかったという人の意見・特徴をまとめると、、、
- AIペット・ロボットペットみたいで可愛い・愛着がわく♪♪
- お話できるのが楽しいw
- 音楽をかけるのがラクで便利!
などでしたw
これらの意見に共感できる方は『 いらない 』なんてことにはならないと思うので、スマートスピーカーの購入を、おすすめします。
スマートスピーカーまとめ
SONY(ソニー)などもAIスピーカー産業に参入しようとしているので、今後ますます市場の拡大スピードが早くなることに違いはありません
サードパーティによる、スキル開発も期待できますし、自作することも可能です
将来性や、360°スピーカーという点に魅力を感じる人にはおすすめ!
ロボットペット的な感覚を求めてる人にも、楽しい体験になると思います
私個人的には、スマホアプリのゲーム(デイリークエストの消化)なども、AIスピーカーと連動して操作できるようになれば良いなぁと思っております……w
以上で、Amazon Echoって何ができるの?という解説、Dotや、Show、Plus、各社のAI搭載スマートスピーカーの種類を比較しながらの説明を終わります
お読み下さり、ありがとうございました<(_ _)>