先日、かつて人生で経験したことの無いぐらいの腹痛におそわれ、気絶しかけました。
(お医者様の情報と、私自身が治した方法をもとに解説しています)
一刻も早く治療法や治し方を知りたい方に向けて先にタップで自動移動する目次を貼っておきます。
目次
インフルエンザより10倍ぐらい苦しくて初めて死ぬかと思った
赤ちゃん用お尻拭きウェットティッシュが手放せなかった
深夜の3時頃に突然、目がさめナゾの気持ち悪さ。10秒ほどしたのちに、とてつもない腹痛におそわれ、トイレへ駆け込みました……が、、、苦しすぎて痛すぎて、歩くことさえ困難でした。
腹痛で冷や汗をかいたのなんて初めてでした。
呼吸困難に軽く陥いっていたのか、呼吸も苦しく、冷や汗だらだら、吐き気が半端なく……気持ち悪くて本当にやばかったです。
痛みのあまりに、何度も気を失いそうにもなりました。でも、ここで気絶するとやばい、あぁ、やばい、私しぬのかな、でも、、、負けるかっっっ くそっ! と20代の健康な若者の維持でなんとか失神することを防ぎ、耐えました。
救急車を呼ぼうかと何度も悩みました。
そして、便を少しずつ出していくと、通常の便から、下痢へと変化していきました。
あ、これ、もられたな、毒だ毒。
と思いました。便を出すにつれ、視界がチカチカとなり気絶しそうになる症状が改善していくのが手に取るように分かりました。
おそらく食中毒かな?と、少しずつ冷静に考えをめぐらせることが出来るようになっていきました。
そして、思い出したのですが、「あ、、、これ、、、あれに似てる……3年ぐらい前にかかったノロウィルス……」と。
しかし、ノロウィルスと大きな違いがありました。
ノロウィルスの時は、便を出したところで、数分後(3分~10分)に再び、腹痛におそわれ、トイレから離れられないような状態でしたし、その上、お尻の皮膚はかぶれ、ただれ、痛くてたまりませんでした。そのため、赤ちゃん用のお尻拭きシートが手放せませんでした(大量に買ってきてもらいました)。
そして、ノロウィルスの時は、冷や汗が出たり失神しそうになるほどのお腹の痛みではありませんでした。
吐き気・気持ち悪さからくる、苦しくて倒れてしんじゃいそうという感じでした。
今回のものは、痛すぎて目の前が真っ白?真っ暗?チカチカなったりして、倒れそうでした。
今回の病名は、ノロとは違いましたが、先にノロウィルスにかかった時の体験記をもう少し、、、
大手ではありませんが、そこそこのチェーン店で、少しお高い目の焼肉とお刺身をいただいておりました。
そこで、しっかりとお肉の中まで火を通さずに、レアで食べていたことがおそらくの原因です(だって良いお肉はレアで食べたいじゃん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 )
季節は冬でした。1月の終わり頃だったと思います。初めてiphoneを購入した夜のことでした……orz ですので電話帳の移動なども数日間できずにいましたね……(´▽`;)アハハ
症状は、上に書いた通りです。痛みというよりも気持ち悪さ・吐き気からくる苦しみが強く、初めて「死」を感じました。
インフルエンザにかかった時は、しんどかったですが、ここまで苦しくなく、死を感じるようなこともありませんでした。しんどい風邪という感じでした。
ノロウィルス最大の特徴は、何度もおそいくる便意です。
便を出しにトイレへいくものの、お汁しか出ない!水分しかでません、お尻から。。。
そのくせに、3分~10分おきに便意をもよおし、お汁(大量にノロウィルスが含まれている)が出てくるのです。
何度もお尻を拭くことになりますから、お尻の皮膚はただれて・かぶれて痛かったですし、泣きそうでした、泣いてました。
そして便意だけでなく、吐き気も半端ありません。
何度もオエェとなりますが、出すものがないので出ません。。。(唾液が出ます)
食欲なんてもってのほかで、何かを食べることなんてできませんでした。
そのため脱水症状になりやすいです。しかし、点滴なんて打ってられません。。。だって便意が。。。 むしろ病院へいくことすらできませんでした。
病院に行くのであれば、オムツを履いていくことになるのでしょうか……。大量のノロウィルスをオムツに吐き出しながら……。。。
しかし、ノロウィルスの苦しみから開放されたいがために、水分だけは沢山とっておりました(水分をとって、体内のウィルスを体外へ排出し続けることが、一番早く治す方法ですので)
最初は、ビタミンウォーターや、水、ヨーグルトなどを飲んでいました。1mmぐらいよくなった気がしていました。。。飲まないよりはラクでした。それでも、気持ち悪く、苦しく、お尻はずっと痛かったです。
そして、スマホでノロウィルスについて調べていると、お母さんの母乳などに含まれているラクトフェリンというタンパク質が良いという情報をみかけました(ノロウィルスに関する情報は手当たり次第、試しておりました)
その情報がついに当たりだったようで、森永のラクトフェリンヨーグルト(飲むタイプ)を飲み始めてから改善進度が10mmぐらいに一気に加速しだしました。(ポカリは余計に苦しくなりました……(詳しくは下記にある治し方・治療方法にて。)
ラクトフェリンヨーグルトを飲み始めてから24時間後には、経験したことのないような症状の改善を体感でき、2日後には物凄くラクになっていました。
そこからはもう改善の一方をたどるのみでしたが、感染力の高いノロウィルスですので一週間は学校をお休みしていました。
以上が、上の穴(おくち)も下の穴(お尻)が大洪水状態になる、インフルエンザよりも遥かに苦しく死を意識させられたノロウィルスの体験記でした。
しかし、、、私の今回の、激しい腹痛による痛み、、、からの冷や汗の症状については解決しておりませんね。
次は、そちらについてです。
血管迷走神経反射とは?
今回のものは結果的には血管迷走神経反射というものでした。
意識を失わせ、最悪の場合は、心停止になることもあり、生命にもかかわるおそろしい病気です。
腹痛による痛みのあまり、失神・気を失いかけました。
おまけにこのクソ寒い2月という時期に冷や汗がダラダラ出て(痛みのあまり脳が危険信号を出しての汗かと感じました)、はじめての体験で恐怖でした(゚ロ゚;)
失神で病院に運ばれてくる20%の人がこの病気ということもあり、珍しくない病気。お年寄りの方だけでなく若い方も普通になります。
原因は、強い痛みや、精神的なショック・ストレスが主な原因です。
脳神経の一つである迷走神経が刺激され、自律神経が乱れ血管が拡張し、血圧が下がり脳へ送るの血流が遅くなり失神に至るというものです。
ストレスを抱えていない人なんて非常に少ないと思いますし、私も日常的に大なり小なりストレスはあります。
それでも、こんなにも痛い腹痛を味わうのは初めてでしたし、大量の冷や汗が全身(特にヒタイや上半身)から出て、意識は遠のき、恐怖におかされていました。
最初はあまりの痛みに食中毒を疑いましたが、同じものを食べた家族はなんともありませんでしたので、その線は薄いと。
自律神経の乱れ……ストレス……として思い当たるもの……、その日は特に苦しいストレスを感じた記憶も無かったのですが、挙げるとすれば、普段よりも食事を多くとりすぎたことぐらいでした。
空腹時からの暴飲暴食が原因だったようです。
その日はなぜか食べてもお腹いっぱいにならなかったので、普段の2倍近い食事をとっていました(そりゃ身体に負担かかるわ……
でも、食べすぎたからといって、こういう経験にみまわれたことは初めてなので、恐怖でした……(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
パソコンどうしよう、パソコンどうしよう、仕事のデータどうしようという思いでいっぱいでした。
やっぱり、何事も適度・ほどほどなバランスが大切です。
刺激がなけりゃ生きていけない・楽しくないとはいいますが、いきすぎるとこういう危ない目に遭う可能性が高まりますので、気をつけましょう(気をつけます)
治し方・治療方法
ウィルスを体内から出すことが重要
ノロウィルスは、とにかく菌を体内(腸)から出すことが大切です。
とにかく多くの水分を摂取して、排便にてノロウィルスを体外に排出することが大切です。特効薬の無いノロウィルスには、それが一番早く治ります。
感染したらヨーグルトやビタミンウォーターを飲みましょう。腸内環境に良い菌(乳酸菌類)を増やして、悪いウィルス(ノロウィルスなど)をやっつけましょう。
ヨーグルトの中でも、ラクトフェリンという糖タンパク質が含まれているヨーグルトが非常に効果的でした。
私は森永から発売されている、ラクトフェリンヨーグルトの飲むタイプを、飲み始めてから何をしても少しも改善しなかった腹痛や気持ち悪さ・吐き気が、少しずつですが明らかにラクになり症状が改善していきました。
これですね。別のパッケージのものもあるようです。
数年前はありませんでしたが、今ではあの有名なDHCさんもラクトフェリンのサプリメントを販売なされているようです。
あとは、通常の風邪やインフルエンザと同じですが、部屋・室内の湿度を加湿器で上げて下さい。空気が乾燥しているほど、ノロウィルスの増殖率は上がります。
ポカリは逆効果! 脱水症状を防ぐため
巷ではポカリが良いとか言われておりますが、私の場合は苦しくなる一方で逆効果でした。(治ってから思いましたが、あれって吸収力あげるんでしょ?悪い菌やウィルスをを腸から体内に余計に吸収してどうすんの?wそりゃ苦しくなるわって思いました。)
ポカリを飲む理由としては、ノロウィルスの時は脱水症状になりやすいからです。 とくに赤ちゃん・乳児は危険ですね。
なので、脱水症状を防ぐために、ポカリをすすめられることがあるわけです。
以上、何をしてもよくならないノロウィルスだったけど、森永のラクトフェリンヨーグルトで明らかにラクになった・治ったという治療方法でした。
感染したらどうすればいい?空気感染もする?
ノロウィルスの感染力は非常に強いです。少しのウィルスが口(体内)に入るだけで感染します。免疫力が弱く、ノロウィルスにかかると若者に比べ死亡率が非常に高い、乳児やご高齢の方がいるご家庭では特に注意が必要です。
空気感染を懸念する必要もあります(嘔吐物や排泄物からの飛沫感染)
ノロウィルスの予防にもマスクは効果的なので、着用するようにしましょう(マスクと口の間の空気の湿度があがり、ウィルスの侵入を防いでくれます)
空気が乾燥している冬場はノロウィルスの増殖率も高く乾燥した場所にいるのは危険です。なので加湿器で湿度の高い部屋ほど安全です。
嘔吐物や排泄物がふれた部分とその周囲はしっかりとアルコール消毒をし、ウィルスを死滅させて下さい。嘔吐物や排泄物にふれた手もです。
ご家庭にトイレが2つあるのであれば、ノロウィルス感染者と、非感染者を分けて使うことが望ましいです。手洗いうがいも徹底し、決して口や鼻から体内にウィルスが侵入しないように心がけて下さい。
ノロウィルスに有用なことは、湿度と、ラクトフェリンいりのヨーグルトと、徹底した衛生管理です。
くれぐれも安易な考えで嘔吐物や排泄物の処理を怠らないように気を付けて下さい。
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